SSAについて

SSAアンバサダー紹介:共に創る下関の未来

下関市が新たに立ち上げたShimonoseki Startup Anchor(SSA)は、地域のスタートアップ企業を支援し、次世代のビジネスリーダーを育成するための画期的な取り組みです。地域資源を活かしたスタートアップエコシステムの構築を目指すSSAでは、その活動を力強く牽引していくために、各分野で活躍する3名の著名人をアンバサダーとして迎えました。

本記事では、SSAの活動を支える3名のアンバサダーをご紹介します。

川延浩彰氏:下関での学びから世界へ

Figma Japan株式会社の日本カントリー・マネージャーを務める川延浩彰氏は、下関市立大学経済学部の卒業生です。下関との深い縁をもつ川延氏は、2024年3月に開催された下関スタートアッププレイベントでもキーノートスピーカーとして登壇されました。

川延氏は下関市立大学卒業後、兼松エレクトロニクスに入社。その後、カナダのビクトリア大学でMBA(Entrepreneurship専攻)を取得し、ブライトコーブにて日本のメディア事業統括並びに営業責任者を歴任、韓国事業GMを経て本社SVP兼代表取締役社長に就任。2022年1月より現職のFigma日本カントリー・マネージャーとして活躍されています。

世界をリードするプロダクト開発プラットフォームFigmaでの経験と国際的なネットワークを活かし、SSAの活動や下関市のスタートアップエコシステム構築をサポートいただきます。

 

川延氏からは次のようなコメントをいただいています。

「私にとって大学時代を過ごした下関での生活は、人生最初のターニングポイントといえる大切な時間でした。この度、Shimonoseki Startup Anchorのアンバサダーに就任し、これまで培ってきた知見を下関という地域コミュニティに還元できることを大変光栄に思います。下関が持つ豊かな可能性と地域特性を引き出し、この地から新たなスタートアップのムーブメントを生み出せるよう、全力でサポートしていく所存です。下関は、私の人生に大きな影響を与えてくれた場所です。大学時代、親元を離れてこの地で学び、経験した多くのことが、その後のキャリアや人生観の形成に重要な役割を果たしました。今後はShimonoseki Startup Anchorを通じて、下関から日本全国へと拡がる革新的な取り組みを後押しし、地域発のイノベーション創出に貢献していきたいと考えています。」

伊藤嘉明氏:世界で活躍するプロ経営者の視点

次に紹介するのは、世界的に著名なプロ経営者であり起業家である伊藤嘉明氏です。伊藤氏は米・欧・中国・日本の上場企業での経営経験をもち、多国籍・多文化でのマネジメントに長けた数少ないグローバル経営者として知られています。

デル、アディダスジャパン、ソニーピクチャーズエンターテインメント、ハイアールアジア/アクア(旧三洋電機)などで数々のV字回復を短期間で実現。特にアクア社長&CEOとして15年連続赤字だった旧三洋電機家電事業を就任一年で黒字転換させるなど、卓越した経営手腕を発揮されてきました。

現在はX-TANKコンサルティングCEOとして活躍中で、2015年には日経ビジネス「次代を創る100人」にイーロン・マスク氏と並び選出されるなど、国内外で高く評価されています。伊藤氏は現代の「VUCA時代」において求められる「Ψ型人材」の重要性を提唱するなど、次世代の人材育成にも力を入れておられます。

 

伊藤氏からは以下のようなコメントをいただいています。

「スタートアップは単なるビジネスの枠を超え、社会課題を解決し、未来を切り拓く力を持っています。これからの時代に必要なのは、常識にとらわれず自身が前例となるのだという決意、現状に満足せず挑戦を続けるマインドセット、そして不確実な環境の中で変化を恐れず進化し続ける創造力と実行力です。

下関市はアジア経済の成長スピードおよび地政学の観点から、今後のアジア経済圏で非常に重要なポジショニングを築くことができる可能性を秘めていると考えます。下関市が推進するこのスタートアップアンカーは、地域資源を最大限に活かし、革新的なアイデアを現実に変えるプラットフォームとなるでしょう。」

山川恭弘氏:世界的アントレプレナー教育の知見を下関へ

最後に紹介するのは、起業家教育の第一人者であり、バブソン大学准教授、東京大学を含めて多くの国内大学の特任教授を務める山川恭弘氏です。

山川氏は、世界トップクラスの起業家教育機関であるバブソン大学でアントレプレナーシップや失敗学を教え、「起業家教育全米No.1」の評価を持つ同大学で学部生やMBA向けに指導されています。また日本国内では東京大学特任教授やベンチャーカフェ東京の共同創立者・顧問としても活動されています。

山川氏の専門知識と国際的なネットワークは、SSAのアントレプレナーシップ教育の強化に大きく貢献するものと期待されています。特に「失敗を恐れない環境がイノベーションの鍵」という考え方は、地域発のスタートアップ育成において重要な視点となるでしょう。

 

山川氏からは以下のコメントをいただいています。

「地域資源を活かしたスタートアップは、地方創生における最も重要な要素の一つです。下関という地域は独自の強みとポテンシャルを秘めており、ここから新しいイノベーションが生まれることを期待しています。皆さんと共に学び、挑戦を共有できることを楽しみにしています。」

共に創る下関の未来

SSAのアンバサダーとなった3氏からは、それぞれの分野での豊富な経験と専門知識を活かし、下関市のスタートアップエコシステム構築を多角的に支援していただきます。グローバルな視点からの経営ノウハウ、最先端のデジタルプロダクト開発の知見、世界トップレベルの起業家教育の手法を取り入れることで、下関独自のスタートアップ文化の醸成が加速することでしょう。

Shimonoseki Startup Anchorは、単なるスタートアップ支援の枠を超え、地域資源を活かした持続可能な経済発展と新たなビジネス創出の拠点として、下関市の未来を切り拓く重要な取り組みです。3名のアンバサダーとともに、下関市から新たなイノベーションが生まれることを期待しています。

記事一覧へ